灌漑は困難な方法で

ブライアン・ヴィンチ

先月、私はゴルフコースの灌漑システムの基礎についての一日セミナーを教えるために、南アメリカのコロンビア州ボゴタに行く機会がありました。 毎年、コロンビアゴルフ連盟 (Federacion Columbiano de Golf) は、ゴルフコースのメンテナンスのさまざまな側面に関する 2 日間の教育セミナーをコロンビアのゴルフ業界に提供しています。 コロンビアには約 50 のゴルフコースがあります。 セミナーの初日は、バージニア工科大学のエリック・アービン博士が講演し、緑地のメンテナンス技術について説明しました。 2日目を迎えました。 セミナーには多くの参加者があり、非常に専門的で、ヘッドフォンを通じて瞬時に翻訳が提供されるため、興味深い指導方法となりました。

ボゴタは人口約670万人の大都市です。 また、標高は約 8,660 フィート (2,640 メートル) と高いです。 気候は非常に穏やかで、平均気温はサンディエゴと同様に華氏 70 ～ 75 度 (摂氏 21 ～ 12 度) です。 ほとんどのラテンアメリカ諸国と同様に、バスとディーゼル燃料がたくさんあり、ニューヨークと同様に何千台ものタクシーが走っています。 ボゴタで芝生を育てるのはそれほど難しくありません。フェアウェイ上のほとんどの芝生とティーグラウンドの芝生のほとんどがキクユグラスであり、そのため必ずしも灌漑が必要ではありません。 ボゴタではグリーンはポア・アヌアとベントグラスですが、気候が穏やかでないバミューダなどの他の地域ではグリーンが一般的です。

米国と同様、コロンビアでもゴルフは非常に多様で、新旧の高級クラブ、経営不振の私設カントリークラブ、パブリックコース、そして新しいリゾートコースなどがあります。 アービン博士と私は滞在中にいくつかのコースを訪問しました。 最初のコースは非常に古いコースで、グリーン上のみに灌漑があり、Toro 2001 運動場タイプのスプリンクラー 4 台、クイック カプラー、2 インチ (50 mm) PVC ボール バルブ、フィルターがすべて手作りのバルブ ボックスに入っていました。 。 コースの監督は、フィルター（グリーンごとに 1 つ）が使用後 2 ～ 3 分以内に目詰まりを起こし、そのため「システム」の使用を中止し、グリーンに手で水をまくだけになったと不満を述べていました。 水源はそれほど悪くないようだったので、フィルターを分解して中にどのようなゴミが入っているかを確認しました。 結局のところ、それは 200 メッシュ (74 ミクロン) のディスクフィルターで、点滴灌漑に必要なサイズよりも細かいものでした。 フィルターがすべてを捕らえていたため、多くの破片がありました。 通常、ゴルフでは 300 ミクロンまたは 50 メッシュのろ過を使用します。 手動で掃除する必要がある場合でも、ポンプ システムに 300 ミクロン (50 メッシュ) フィルターを 1 つ設置する方が、各グリーンに 1 つ設置するよりも効率的です。

2コース目は中級プライベートカントリークラブ。 その灌漑システムは、各グリーンにあるわずか 1 インチ (25 mm) のボールまたはゲート バルブと多数のホースで構成されていました。 かつて、ゴルフコースのフェアウェイにはクイックカプラーが設置されていましたが、いつ使用されたのか誰も思い出せませんでした。 私の訪問中、灌漑ポンプは修理中で、しばらくの間故障していました。 ゴルフコースは素晴らしく、灌漑の必要はまったくありませんでした。

3番目に訪れたコースは非常に興味深いものでした。 コースは最近改装され、最新の灌漑システムが導入されました。 グリーンはインとアウト、そして 65 フィート (20 メートル) の三角形の間隔で 2 列と 3 列のバルブインヘッドが配置されたフェアウェイでした。 制御システムはデコーダでした。 驚いたことに、監督はスマートフォンと iPad でシステム全体を操作しており、それらの操作に非常に熟練していました。 ティー灌漑はすべて住宅用 Rain Bird 5000 シリーズ スプリンクラーで給水されていたため、課題でした。 ティーは砂ベースで、小さなスプリンクラーのブロックゾーニングによってティートップと、傾斜と重い土壌が一緒になった周囲のティーエリアの大部分に水が降り注いだ。 ティーグラウンドはほとんど高台にあったため、風が強かった。 スプリンクラーの間隔が不十分で、水が吹き飛ばされやすい小さなノズルの組み合わせにより、木々は非常に乾燥していました。

最後に、コロンビアゴルフ連盟が運営する小さな練習施設を訪問しました。 この安価な公共施設は、いくつかの練習用パッティング グリーン、ゴルフ練習場、ゴルフ スクール、パー 3 コースで構成されていました。 この施設は、数名のインターン生にゴルフコースのメンテナンスについて教える教育施設としても利用されていました。 この施設の灌漑は非常に初歩的なもので、一部の自動（機能していません）および手動灌漑を備えた住宅用製品で構成されていました。 小さなポンプシステムしかなく、十分な水がありませんでした。 しかし、やはりキクユグラスではかなり良い状態でした。